グループ事業概要

フルサト・マルカグループのビジネスモデル

企業をとりまく環境が大きな転換期を迎える中、さまざまな領域において求められる大きな変化に対して、お客様のすぐそばで、解決の選択肢を提供し、変わろうとする兆しを共に育てていくこと。これが、フルサト・マルカホールディングスが追い求めるビジネスモデルです。
お客様にとって最適な価値となる解決策をお届けする。その考えをスローガンである「その手があったか」を、次々と。に、込めました。

ポートフォリオ経営

ビジネスモデルや景気による影響度合いの異なる、複数の事業を展開することにより、リスクを分散させ、ホールディングス全体として、売上、利益を高め、安定した成長を実現するための、ポートフォリオ経営を展開しています。
それぞれの事業の成長性を考慮し、有効性の高い経営資源の配分を、「全体最適」に基づきホールディングスが判断、実行します。また、各事業においてお客様に最適価値を提供するため、必要なラインナップを充実してく必要があります。プラットフォーム戦略は、ひとつの基盤(プラットフォーム)の上に、さまざまな事業形態や機能を持つ企業が集まり、アライアンスを組むことにより、ラインナップを充実させ、多岐にわたるお客様のニーズに対応していくという考え方です。
現在、機械・工具事業、建設資材事業、建設機械事業、IoTソリューション事業を4つの柱としてポートフォリオを組み、各事業におけるプラットフォームの構築を進めています。

フルサト・マルカホールディングスの事業体制

フルサト・マルカホールディングスの事業体制は、4つの事業で構成されています。ホールディングスが全体視野で戦略をコントロールし、各事業会社が集中して遂行できる体制を整えることで、企業価値の向上を目指しています。

機械・工具事業
日本国内と海外のものづくりの市場において、産業機械や機器・工具類を幅広く提供します。省力化、効率化のための自動生産ラインの提案・設計・構築や、AIやセンシング、クラウドなどのテクノロジーを駆使したスマートファクトリーへの対応など、プラットフォームの充実をはかりながら、ものづくり現場の変化をサポートしていきます。
マルカとジーネットが中心となって、他のグループ企業や機能と連携しながら展開しています。

建設資材事業
鉄骨建築と工場配管の市場を中心として、必要とされるあらゆる素材を、製造、仕入、輸入などにより調達し、利便性を加えて提供しています。また、自社製品であるフルブレースは、全国9ヶ所の工場で生産し迅速に安心安全な製品をお届けする体制を保持し、高いマーケットシェアを誇っています。

建設機械事業
建設機械・港湾業界などに建設機械の販売、レンタルを行っています。レンタル業は建設機械のみのレンタルから、オペレーター付で建設機械を稼働させる請負事業も実施しています。 また、海外で需要の多い日本製の機械を輸出する事業も行っています。

IoTソリューション事業
防犯監視、入退室管理などのシステム導入や機器販売、クラウド型フィジカルセキュリティサービスの提供など、最新の情報、商品によるセキュリティ環境の構築を実現します。さらに、モニタリングやネットワーク技術を用いて、製造現場における自動生産ラインの構築にも関与しています。